教員採用試験の流れ(公立学校編)


採用試験の全体的なスケジュールを紹介します。


4月〜 「教員採用試験の要項、応募用紙の入手」
 4月上旬以降、その年の採用試験の募集要項(小冊子)が発表されます。

教育委員会や市役所、県政情報センターで入手可能です。

インターネットでもPDFなどで公開している自治体もありますので、教育委員会のHPをチェックしてみてください。

募集要項にはその自治体の求める教員像、政策、過去の試験内容など有益な情報が載っています。

また、制限年齢、受験資格、募集する教科と人数、特別選考の詳細なども載っています。
5月、6月 「願書提出」

自治体によって締め切りが異なりますので、必ず募集要項で締め切りを確認してください。

提出方法は郵送が基本ですが、インターネット申し込みが出来る自治体もあります。

また、提出書類なども自治体によって異なりますので、募集要項でしっかり確認をしておいて下さい。

郵送での申し込みの場合、配達記録で送ることをおすすめします。何かあったらいけませんから。
7月〜 「1次試験」

1次試験は7月の第1週から実施されます。例年北海道が一番乗りです。

試験内容は主に、

一般教養試験、教職教養試験、専門教養試験といった筆記試験

に加えて、

論作文試験や集団面接試験、ロールプレイングや集団劇、実技試験を実施する自治体もあります。

神奈川、横浜などは、1次試験当日に2次試験である論文を実施してしまいます。
(つまり、1次試験不合格なら、論文は採点さえされないということです)

多くの自治体では、特別選考などで1次試験が免除になるシステムを採用していますので、そちらも確認してください。
(例:民間経験5年以上で1次免除、臨時的任用職員を2年以上経験すると1次試験免除など)

もちろん、受験日が異なれば、併願も出来ます。

会場では、泊まりがけの受験のため、スーツケースを引いている人も少なくありません。

神奈川の採用試験で、私が一緒だった受験班では、北海道、青森、岩手、福島など色々な出身地の方がいらっしゃいました。神奈川は併願で受けていると言うことでした。

ただし、隣接する自治体などは、合格者の流出を防ぐために、受験日を統一して併願をさせないようにしているようです。

また、1次試験の結果は7月下旬以降、順次発表されます。

8月〜9月 「2次試験」

1次試験に合格すると、次は2次試験です。

2次試験はだいたい、8月の第1週から9月の下旬まで実施されます。

試験内容は主に、

個人面接試験、論策文試験、実技試験、集団討論 です。

また、自治体によっては、筆記試験が残っているところもあります。

試験の結果は9月下旬から随時発表されます。

2次試験に合格すると、「教員候補者名簿」に登載され、配属地などが決まっていきます。

もっと詳細な試験の流れ、採点の方法などを知りたい方はこちらも参照下さい。

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教員採用試験の流れ(私立学校編)


私立の教員採用試験には大きく分けて2通りあります。


公募利用で受験する

私立学校では、教員採用試験は公立の様に年に1回という訳ではなく、欠員がでれば、その都度募集が行われます。

各私立学校はその都度募集をかけますので、情報収集を怠らないことがポイントです。

多くの場合は、大学の就職課、新聞広告、そして今はネットでの求人です。

有名なところで、私学関係公募というサイトがあります。いろいろな学校が募集をかけていますので、募集要項を見てみてください。

試験の流れですが、各私立学校によってまちまちです。

ただし、公立のように2次試験で終わることは稀で、大体の場合、書類審査に始まり、3次試験まであると思います。

おおまかな例

書類審査(履歴書、成績証明書、論文など)

1次試験(筆記試験、集団討論、論文など)

2次試験(個人面接、実技試験など)

3次試験(管理職面接など)



実は私、大学4年の時、ある私立高校を受けまして、最終面接(3次試験)まで進みました。

結果は不合格だったのですが、募集枠1名に20名以上の受験生が応募し、私は1次試験の段階で諦めモードでした。

1次試験は筆記試験(英語のみ)で合格、2次は個人面接と、英語実技試験で、これまた合格、

3次の最終面接で校長先生との一対一の個人面接に進みました。この時点で絞られた受験者は2人。

若かった私は、良くある質問の、

「学校に来る途中、ある生徒がタバコを吸っていた。それを発見し、生徒から黙っていてくれと頼まれた。あなたはどうする。」に対して、

「ケースバイケースで対応します」のようなふざけた回答をしてしまい、それが原因で落ちました。

とは言え、当時の私の実力からして、最終面接まで進めたのが不思議でなりませんでした。


私学協会を利用する

私学協会という団体があります。

そこでは、東京都のように、私学教員適性検査を実施している都道府県があり、これを受験することで、私学教員への道が開けることもあります。

毎年試験があり、受験料を払って受験をし、結果は教職教養、専門教養ごとにABCDの4段階判定です。

この試験は、採用の合否を決める試験ではなく、あくまで学校側が採用の際に使用する資料です。

D判定で合格した人もいると聞きます。

また、これを受けていないからと言って、私立の教員採用試験に合格できないというわけでもありません。

全ては、各学校の裁量に任されています。

しかし、東京都の私立学校であれば、適性検査受験の有無は聞いてくるでしょう。


また、教員志願者履歴書の依託を受付している協会もあります。

協会加入の私立学校に対して教員志願者の情報を提供するためです。

提出物は履歴書だけではなく、論文や自己推薦書などもあります。

依託をすますと、私学協会はその履歴書などを管理・保管します。

教員を採用する私立学校は、その依託者の中から書類選考し、直接本人に連絡の上、試験・面接等を実施し、採用の決定を行います。

もちろん、連絡がずっと来ないこともあります。
(私の友人がそうでした。神奈川県の私学協会の話です)

私は私学協会を利用したことは無く、そこまで詳しくないのでこれ以上のことは書けませんが、もし何か分からなかったら、各協会に問い合わせをしてみてください。

全国の各私学協会の連絡先一覧

また、私立学校では、学校関係者からの紹介、推薦などで採用が決まることも少なくありません。
もし、ツテがあれば、相談しているのもいいかもしれません。

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